下平窪村(読み)しもひらくぼむら

日本歴史地名大系 「下平窪村」の解説

下平窪村
しもひらくぼむら

[現在地名]いわき市たいら下平窪しもひらくぼ平下平窪たいらしもひらくぼ山土内町やまどうちまち平下平窪たいらしもひらくぼ中島町なかじままち平下平窪たいらしもひらくぼ古川町ふるかわまち

夏井なつい川中流左岸にあり、南西対岸は愛谷あいや村、北は上平窪村中平窪村、東は中塩なかしお村。磐城郡に属した。近世は磐城平藩領。文禄四年(一五九五)の四郡検地高目録に下平久保村とあり、高五五八石余。慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では高七四一石余。寛永一五年(一六三八)の御図帳(同文書)では本田高二八三石余・反別二二町二反余、本畑高一四五石余・反別一六町余、新田高一七石余・反別一町五反余、新畑高二八石余・反別九町九反余。正保郷帳では田方一七六石余・畑方五六九石余で、長楽ちようらく寺領五石がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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