下望陀村(読み)しももうだむら

日本歴史地名大系 「下望陀村」の解説

下望陀村
しももうだむら

[現在地名]木更津市下望陀

大寺おおてら村の東、小櫃おびつ川北岸に立地する。大寺境おおでらざかいとうこしなどの地名のほか、上郡田かみこおりだ・下郡田があり、望陀郡郡家が所在したことに由来するとされる。寛永三年(一六二六)田畑屋敷高辻帳には本望陀村とみえ、高八六石余。田六町余・畑屋敷五町六反余、ほかに永荒下々畑五町九反余。正保国絵図では下望陀村として高二八二石。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では上望陀村と合せて望陀村とあり、高五三六石余で家数七七、旗本大沢・佐野・早川・青沼・鈴木・堀田の六家領および与力給知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android