下横田町(読み)しもよこたまち

日本歴史地名大系 「下横田町」の解説

下横田町
しもよこたまち

[現在地名]静岡市横田町よこたまち

猿屋さるや町から南東に続く東海道の両側町。南東端に東見付(枡形)が所在する(以上、町方絵図)。貞享三年(一六八六)の時之鐘鋳直集銭帳(県立中央図書館所蔵文書)によると、家数は丁頭家一・本家四五・借家九。元禄五年(一六九二)の町数等覚帳(同文書)によると、家数四七・人数二一四(うち髪結一)、ほかに地蔵堂がある。明和二年(一七六五)の下横田町絵図(静岡市役所蔵)によれば、町並の南側小間九三間余・北側小間一〇四間余、家数四七で、年貢地は反別一町余、分米一五石余、前年には年貢米九石余を南安東みなみあんどう村治郎右衛門・与兵衛へ納入。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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