下歩(読み)おろしあゆみ

精選版 日本国語大辞典 「下歩」の意味・読み・例文・類語

おろし‐あゆみ【下歩】

  1. 〘 名詞 〙 遊女道中作法の一つ。足をまっすぐに踏みおろし、静かに練り歩くこと。
    1. [初出の実例]「おろし歩みの道中は、花の立ち木のそのままに、ぬめり出でたる如くなり」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)上)

した‐あゆみ【下歩】

  1. 〘 名詞 〙 取引市場で相場が次第に下がること。下運び。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android