日本歴史地名大系 「下殿岡村」の解説 下殿岡村しもとのおかむら 長野県：飯田市下殿岡村[現在地名]飯田市下殿岡現飯田市の中央部、北の南沢（みなみざわ）川と南の新（しん）川とに挟まれた台地上に位置。古代は「和名抄」所載の輔衆（ふす）郷に属したものと推定され、やがて伊賀良（いがら）庄の内となった。近世は一貫して飯田藩領。村高は正保四年（一六四七）は三〇七石余（信濃国絵図高辻）で、天保五年（一八三四）には四九六石余（信濃国郷帳）に急増した。村を古代東山道が通過し、村の北西部市場（いちば）屋敷付近に「育良（いから）駅」があったと推定されている（下伊那史）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
