下江連村(読み)しもえづれむら

日本歴史地名大系 「下江連村」の解説

下江連村
しもえづれむら

[現在地名]下館市下江連

鬼怒きぬ川左岸、五所長沼ごしよながぬま街道沿いにある。寛文四年(一六六四)の久世広之宛領知朱印状・目録(寛文朱印留)に村名がある。元禄一三年(一七〇〇)に水野勝長が結城に入部するにあたって結城藩領となり(結城市史)、のち淀藩領・旗本領も加わる。元禄郷帳の村高は四四六石余で、天保八年(一八三七)の常陸御国絵図御改之記(中村家文書)には、村高四八八・一六四三石とあり、二七・三二六石は延享三年(一七四六)に新田高入とある。享保期(一七一六―三六)前後の新田開発と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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