デジタル大辞泉 「ナウマン象」の意味・読み・例文・類語 ナウマン‐ぞう〔‐ザウ〕【ナウマン象】 第四紀更新世後期に栄えたゾウの一種。中国から日本にかけての温帯地域に生息し、化石が日本各地から発見される。肩高約3メートル、牙は長さ約2メートルで湾曲し、前肢が太い。名はE=ナウマンにちなむ。[類語]象・巨象・アジア象・アフリカ象・インド象・丸耳象・マンモス 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ナウマン象」の意味・読み・例文・類語 ナウマン‐ぞう‥ザウ【ナウマン象】 〘 名詞 〙 ( ナウマンは Naumann ドイツの地質学者の名から ) 地質時代の第四紀に、インド・中国・日本に栄えた象。日本の各地から化石として発見される。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
山川 日本史小辞典 改訂新版 「ナウマン象」の解説 ナウマン象ナウマンぞう アオモリ象とも。長鼻目に属する大型哺乳動物。後期更新世に沖縄から北海道にかけて生息していた。化石は保存条件のよい水成堆積物中などからでることが多く,全国の100地点以上から発見される。環境変化および人類とのかかわりのなかで,更新世末期から完新世初頭にかけて絶滅した。これは大型哺乳動物の世界的な大絶滅とほぼ一致する。 出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by
旺文社日本史事典 三訂版 「ナウマン象」の解説 ナウマン象ナウマンぞう 更新世後期に日本各地に住んでいた旧象体はインド象と同じくらいかやや小さい。明治初期にドイツ人地質学者ナウマンが発見したのでこう呼ばれる。 出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報 Sponserd by