日本歴史地名大系 「下池川村」の解説 下池川村しもいけがわむら 静岡県:浜松市旧敷知郡・引佐郡地区下池川村[現在地名]浜松市下池川町など浜松城の北側、八幡(はちまん)村の西に位置し、北は中沢(なかざわ)村。松平忠頼領郷村帳では高六三石余、田五町四反余、天林(てんりん)寺(現曹洞宗)領一五石・明光(みようこう)寺領三石・五社領一五石・大安寺領三石・池(いけ)大明神領三石。慶長一五年(一六一〇)の水野重仲知行割帳では下池河村として高六〇石余。正保郷帳では下池川として高九九石余、浜松藩主太田資宗分五斗・浜松五社領七五石余・浜松明光寺領三石・浜松大安寺領三石・浜松天林寺領一五石・浜松池大明神領三石。わずかに五斗になった浜松藩領は高林(たかばやし)村に付属することになった(文化一五年「高林村指出帳」中村家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by