下照媛(読み)したてるひめ

精選版 日本国語大辞典 「下照媛」の意味・読み・例文・類語

したてる‐ひめ【下照媛】

  1. 記紀に見える神。大国主神大己貴神)の娘。天稚彦(あめのわかひこ)の妻。味耜高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)の妹。「古事記」および「日本書紀」一書には、天稚彦の死を弔った味耜高彦根神が、死人が生き返ったと間違われた際、兄の名を顕わすために歌った歌謡が見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android