下田子村(読み)しもたこむら

日本歴史地名大系 「下田子村」の解説

下田子村
しもたこむら

[現在地名]氷見市下田子

東西に低い丘陵が連なり、中央部は平坦地水田が広がる。丘陵の端、北東麓に謡曲「藤」の舞台といわれる藤波ふじなみ神社があって、藤の木が多い。集落在所表ざいしよおもて・在所裏・向方むかいかたに分れている。正保郷帳では高四一七石余、田方二三町余・畑方四町八反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高四四九石・免六ツ七歩、小物成は山役一一一匁・蝋役一匁(三箇国高物成帳)。寛保二年(一七四二)の高免等書上帳(折橋家文書)によれば、元禄一三年(一七〇〇)の畑新開二石余があり、その免五ツ七歩で、百姓二七・頭振五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android