デジタル大辞泉 「下種張る」の意味・読み・例文・類語 げす‐ば・る【下▽種張る】 [動ラ五(四)]卑しい振る舞いをする。卑しい根性を出す。「何だか貪慾どんよくな―・った老婆のように」〈三重吉・小鳥の巣〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「下種張る」の意味・読み・例文・類語 げす‐ば・る【下種張】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ばる」は接尾語 ) 卑しい根性を出す。下品なふるまいをする。金銭や飲食物に関して、いじきたないふるまいをする。[初出の実例]「毛唐がしうちはぬけめのないしやうなれども持りゃうの実悪の場がぬけぬ殊にちとけすばった所が」(出典:洒落本・郭中掃除雑編(1777)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例