日本歴史地名大系 「下籠谷村」の解説 下籠谷村しもこもりやむら 栃木県:真岡市下籠谷村[現在地名]真岡市下籠谷鬼怒川左岸の台地に位置し、南は勝瓜(かつうり)村。もとは北の上籠谷村(現宇都宮市)と一村で、実質的には元禄(一六八八―一七〇四)以前に上下に分村していたと思われるが、郷帳では一貫して一村とされる。小守谷・小森谷とも記される。天文二四年(一五五五)七月一三日の芳賀高定寄進状(海潮寺文書)に「乙連郷籠谷」とみえ、芳賀高照の焼香料として、籠谷のうち帳免の地五貫文を海潮(かいちよう)寺に寄進している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報