日本歴史地名大系 「下般若村」の解説 下般若村しもはんにやむら 愛知県:江南市下般若村[現在地名]江南市下般若・中般若(なかはんにや)町〈西(にし)・東(ひがし)〉小杁(おいり)村の東にあり、村の東境を般若用水が流れ、西には巡見街道が通っていた。村中央を般若杁古(ふる)川が流れ、両側に人家が集中していた(天保村絵図)。「徇行記」によれば、概高一〇九石余は成瀬隼人正の知行地。畑二三町九反九畝余、新田八石八斗余。砂地のため茶・桑を栽培し、農業の余力に養蚕をし、繭を作って売出した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by