余力(読み)ヨリョク

精選版 日本国語大辞典 「余力」の意味・読み・例文・類語

よ‐りょく【余力】

  1. 〘 名詞 〙 余った力。まだ他のことをなし得る力。ゆとり。余裕
    1. [初出の実例]「毗尼密蔵、呑并余力」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. 「然し次男を東京へ修業に出す程の余力(ヨリョク)があったか何うか知りません」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下)
    3. [その他の文献]〔論語‐学而〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余力」の読み・字形・画数・意味

【余力】よりよく

余分の力。〔論語、学而〕行ひて餘力らば、則ち以てを學べ。

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む