日本歴史地名大系 「下荒川村」の解説 下荒川村しもあらかわむら 福島県:いわき市旧平市地区下荒川村[現在地名]いわき市平下荒川(たいらしもあらかわ)草木(くさき)川上流にあり、西は上荒川村、北は谷川瀬(やがわせ)村、北東は南白土(みなみしらど)村、東は中山(なかやま)村。永正年間(一五〇四―二一)頃と思われる年月日未詳の呑空書状(白土文書)に「下荒川之事者、兄之宗福ほんそニ候之間、それかし其名代をつき申候間、ほんそとしていまに知行仕候」とみえ、兄から呑空が本所として継承している。磐前(いわさき)郡に属した。近世は磐城平藩領。文禄四年(一五九五)の四郡検地高目録では高三五四石余。慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では高四〇〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by