下蛇窪村(読み)しもへびくぼむら

日本歴史地名大系 「下蛇窪村」の解説

下蛇窪村
しもへびくぼむら

[現在地名]品川区二葉ふたば一―二丁目・豊町ゆたかちよう三―四丁目・戸越とごし五丁目

中延なかのぶ村の東に位置し、北は戸越村、東は大井おおい村。南は上蛇窪村に続き、立会たちあい川が流れる。天正一九年(一五九一)一一月、南品川長徳ちようとく寺が品川郷内で五石の朱印地を与えられたが(寛文朱印留)、「風土記稿」はこの五石の地は下蛇窪村内にあったとする。ただし田園簿では長徳寺領五石は品川町に記載されており、元禄期(一六八八―一七〇四)当村内の長徳寺領は二石五斗となっている。田園簿に村名がみえ、田方四一石余・畑方九〇石余、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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