下袋村(読み)しもぶくろむら

日本歴史地名大系 「下袋村」の解説

下袋村
しもぶくろむら

[現在地名]大田区北糀谷きたこうじや一―二丁目・大森南おおもりみなみ一―二丁目・東糀谷ひがしこうじや一丁目

東大森ひがしおおもり村の南、海沿いの低湿地に立地する。南は麹屋こうじや村に続き、もと下袋・麹屋は一村であって、田・畑・家屋とも相互に入込んでいたという(→麹屋村。「風土記稿」によると、当村八幡社別当所(八幡塚村勘栄院という)にあった元亀四年(一五七三)四月一日紀年の棟札銘の表に「下袋村氏子中」、裏に「行方望千代」とみえるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む