下読(読み)したよみ

精選版 日本国語大辞典 「下読」の意味・読み・例文・類語

した‐よみ【下読】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あらかじめ書物などを読んで調べておくこと。したみ。
    1. [初出の実例]「講師と申候は懐紙短尺よむ人にて候。〈略〉先したよみをよくよく可仕事にて候」(出典:和歌深秘抄(1493))
    2. 「一人静に、読本の下読をして居(ゐる)ばかり」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉一八)
  3. 文学賞などに応募してきた作品を、最終選考に残すものを選ぶために読むこと。また、その役目の人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む