下道寺村(読み)げどうじむら

日本歴史地名大系 「下道寺村」の解説

下道寺村
げどうじむら

[現在地名]伊勢崎市下道寺町

にら川が中央を南流し、東は馬見塚まみづか村、南は長沼ながぬま村。専修念仏の寺が創建され、真言・臨済・禅宗信徒から外道とよばれたことから村名となったと伝える。日光例幣使街道が通る。「寛文朱印留」に村名がみえ、前橋藩領。寛文郷帳では田方一四一石余・畑方一九七石余。天保二年(一八三一)の伊勢崎領田畑寄(上岡文書)によれば反別三四町五反余、うち田方一二町余・畑方二二町五反余。ほかに宝永七年(一七一〇)までの新田九石余があった。天保元年の年貢は米三〇石余・永二八貫余、ほかに大豆七石・麦八石余を納めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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