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専修念仏 センジュネンブツ

デジタル大辞泉の解説

せんじゅ‐ねんぶつ【専修念仏】

仏語。他の行をせず、ただひたすら念仏だけを唱えること。

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世界大百科事典 第2版の解説

せんじゅねんぶつ【専修念仏】

浄土に往生するため,念仏以外の行をまじえず,〈南無阿弥陀仏〉とただひたすらに念仏を唱えること。法然やその門流の宗教的立場を端的に示す語である。広義には,思想的,教団的に浄土宗の立場にあることを示し,他宗からは単に専修,または専修僧,専修念仏宗などとよばれた。浄土宗ないし念仏行者に対する異称でもあった。法然以前にももっぱら念仏を修して往生した人々はあり,往生伝が作られているが,それら念仏者は,諸行のなかの一つとしての念仏を修していた。

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大辞林 第三版の解説

せんじゅねんぶつ【専修念仏】

ひたすら念仏だけを唱えること。主として法然流の念仏をいう。

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世界大百科事典内の専修念仏の言及

【法然】より

…これにより称名が仏意にかなった行であることを体認した法然は,〈偏依善導〉の態度をゆるぎないものとし,以後,元久・建永(1204‐07)のころにかけて,最晩年に書かれた《一枚起請文》に直結する思想に到達したのである。専修(せんじゆ)念仏が高まった1204年,延暦寺衆徒が念仏停止を座主真性に訴えた。法然は軋轢を避けるため,直ちに七ヶ条制誡をつくって門弟に自重を促した。…

※「専修念仏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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