下野廉三郎(読み)しもの れんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下野廉三郎」の解説

下野廉三郎 しもの-れんざぶろう

1849-1865 幕末武士
嘉永(かえい)2年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士下野隼太郎の子。元治(げんじ)元年支藩宍戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)に属し,那珂湊(なかみなと)で水戸城兵,幕府軍とたたかう。のち武田耕雲斎にしたがって京都にむかい,加賀金沢藩に降伏し,元治2年2月16日敦賀(つるが)で処刑された。17歳。名は遠則。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android