下雪駄(読み)くだりせった

精選版 日本国語大辞典 「下雪駄」の意味・読み・例文・類語

くだり‐せった【下雪駄】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代上方、特に和泉国(大阪府南部)桜井辺で作り、地方へ出荷された雪駄
    1. [初出の実例]「やはた黒は通かな。ふすべ鼻緒は大どしま、下(クダ)り雪駄(セッタ)世帯持」(出典:黄表紙・近頃島めぐり(1780))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android