下須頃村(読み)しもすごろむら

日本歴史地名大系 「下須頃村」の解説

下須頃村
しもすごろむら

[現在地名]三条市下須頃

信濃川となかくち川に挟まれた須頃島にあり、南は上須頃村、北東大島おおじま新田。当初は上須頃とともに須頃村一村で、慶安二年(一六四九)村上藩領となる。明暦三年(一六五七)「下須比村」として検地されており(小出忠夫氏文書)、この時までに上下二村に分れた。この検地の結果、田はすべて下田で、本田畑一四町六反余で一二〇石四斗余、見取田畑一四町八反余で一三九石八斗余、新田畑二八町七反余で二九三石七斗余。高外として畑方一町余の伊勢神領と、五畝の宝蔵院屋敷が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android