下飯盛村(読み)しもいさがいむら

日本歴史地名大系 「下飯盛村」の解説

下飯盛村
しもいさがいむら

[現在地名]東与賀町大字飯盛字下飯盛・大野おおの

現東与賀町の北西にある。慶長絵図に佐賀平野の南限集落として「飯盛 高二千八百卅七石九斗二合三勺」とあるが、この飯盛は現佐賀市本庄ほんじよう町の上飯盛かみいさがいとみられ、戦国時代の開拓地であろう。下飯盛は上飯盛のすぐ南にあり、上飯盛から移住してできた干拓村で正保絵図に村名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 曹洞宗 開田 大野

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android