下飴(読み)くだりあめ

精選版 日本国語大辞典 「下飴」の意味・読み・例文・類語

くだり‐あめ【下飴】

〘名〙 地黄煎(じおうせん)を加えて作った茶色の固い飴。鉋(かんな)で削り太い杉箸などにつけて売る。下痢(=くだり)に特効があるといわれ、名づけられた。くだり。
※狂歌・飲食狂歌合(1815)「くだり飴くだらぬことを思ひつつ命をけづる恋病とこ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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