下飴(読み)くだりあめ

精選版 日本国語大辞典 「下飴」の意味・読み・例文・類語

くだり‐あめ【下飴】

  1. 〘 名詞 〙 地黄煎(じおうせん)を加えて作った茶色の固い飴。鉋(かんな)で削り太い杉箸などにつけて売る。下痢(=くだり)に特効があるといわれ、名づけられた。くだり。
    1. [初出の実例]「くだり飴くだらぬことを思ひつつ命をけづる恋病のとこ」(出典:狂歌・飲食狂歌合(1815))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む