不入斗(読み)いりやまず

精選版 日本国語大辞典 「不入斗」の意味・読み・例文・類語

いり‐やまず【不入斗・不入計】

  1. 〘 名詞 〙 一村として貢租を納めるまでに至らない小さな集落をいう。その多く免租地で、のち、村名または地名となった所も多い。
    1. [初出の実例]「武州荏原郡不入計村〈略〉いりやまず村とよめり」(出典:随筆・柳亭記(1826頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android