不安定な釣合い状態(読み)ふあんていなつりあいじょうたい(その他表記)unstable equilibrium state

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不安定な釣合い状態」の意味・わかりやすい解説

不安定な釣合い状態
ふあんていなつりあいじょうたい
unstable equilibrium state

力学系における釣合いにおいて,わずかな変位によってこわれてしまうものをいう。力学系の安定論における不安定平衡点のこと。静かに冷却された水は0℃以下になっても相転移が起らず水のままであるが,わずかな攪乱を与えるとただちに氷になってしまう。この過冷却水のように,準安定状態にあり,きわめて不安定ではあるが一応は釣合っているとみなせる熱的状態を不安定な釣合い状態という。これは熱力学的には真の意味の釣合い状態ではないが,多くのおもしろい現象が見出される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む