不徳の致すところ(読み)フトクノイタストコロ

デジタル大辞泉 「不徳の致すところ」の意味・読み・例文・類語

不徳ふとくいたすところ

自分の不徳のため引き起こしたこと。失敗や不都合のあったとき、謝罪意味で使う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「不徳の致すところ」の意味・読み・例文・類語

ふとく【不徳】 の 致(いた)すところ

  1. 失敗や不都合のあった時、それは自分が至らないせいだとして、遺憾ないし反省の意を表明する慣用句
    1. [初出の実例]「朕が不徳(フトク)の致す所にして、実に悔慙に堪ず」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む