不渡(読み)ふわたり

精選版 日本国語大辞典 「不渡」の意味・読み・例文・類語

ふ‐わたり【不渡】

  1. 〘 名詞 〙 手形小切手所持人期限が到来したのに支払人から支払いを拒絶されること。また、その手形・小切手。
    1. [初出の実例]「交換所にて不渡(フワタリ)と宣言されしわけならず」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉虚業家尺牘数則)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android