不調子(読み)ふちょうし

精選版 日本国語大辞典 「不調子」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ちょうし‥テウシ【不調子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ぶちょうし」とも )
  2. 音楽などで、調子のはずれていること。〔いろは字(1559)〕
  3. 調子のよくないこと。心持のすぐれないこと。また、そのさま。不調。
    1. [初出の実例]「わたしが今夜のふてうしはかんにんしてくんねへ」(出典:洒落本・富賀川拝見(1782)山本屋の段)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android