世を張る(読み)ヨヲハル

デジタル大辞泉 「世を張る」の意味・読み・例文・類語

・る

見えを張る。外観を繕う。
灯火ともしびの消ゆるまで―・るこそうたてけれ」〈浮・椀久一世〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世を張る」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を 張(は)

世間体をつくろう。体裁をつくろって世間を渡る。みえをはる。
※浮世草子・椀久一世(1685)下「ともし火の消ゆるまで世を張るこそうたてけれ」

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