世を渡す(読み)よをわたす

精選版 日本国語大辞典 「世を渡す」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を 渡(わた)

  1. 衆生苦海から涅槃(ねはん)へ渡らせる。世の人を救う。済度(さいど)する。
    1. [初出の実例]「よをわたすひじりをさへや悩まさむ深き願ひのならずなりせば」(出典:元輔集(990頃))
  2. 隠居して跡目を譲り渡す。世をゆずる。
    1. [初出の実例]「いづれも子共に世をわたし、年にふそくもなければ」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む