世を背く(読み)ヨヲソムク

精選版 日本国語大辞典 「世を背く」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を 背(そむ)

  1. 俗世間に背をむける。隠遁(いんとん)または出家する。世をのがれる。
    1. [初出の実例]「世をそむく苔の衣はただひとへかさねばうとしいざ二人ねん〈遍昭〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑三・一一九六)
  2. 死ぬ。
    1. [初出の実例]「此の国の人、世を背て冥途に至る時」(出典:今昔物語集(1120頃か)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む