世帯薬(読み)セタイグスリ

デジタル大辞泉 「世帯薬」の意味・読み・例文・類語

せたい‐ぐすり【世帯薬】

世帯を営むのに役に立つこと。
「とかく年の行きたるが―とぞんじ」〈浮・文反古・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「世帯薬」の意味・読み・例文・類語

せたい‐ぐすり【世帯薬】

  1. 〘 名詞 〙 生計を健全に営んでゆく上で役立つもの。夫婦仲が円満で、男が酒色に金を使わないこと。しょたいぐすり。
    1. [初出の実例]「菟角(とかく)年の行たるが世帯薬(セタイぐすり)とぞんじ」(出典:浮世草子・万の文反古(1696)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む