酒色(読み)シュショク

デジタル大辞泉 「酒色」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょく【酒色】

飲酒色事。「酒色におぼれる」
[類語]淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩好きしゃ好きもの色好み色情狂色気違い自堕落エロい好色多淫放蕩遊蕩邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん漁色すけこましジゴロ尻軽きわどい淫婦女たらし女狂い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酒色」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょく【酒色】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 酒を飲むことと女遊びをすること。
    1. [初出の実例]「放縦不拘、頗好酒色」(出典続日本紀‐天平神護二年(766)六月壬子)
    2. [その他の文献]〔漢書‐朱博伝〕
  3. 飲んだ酒が顔色に現われること。酒を飲んだために顔が赤くなること。また、その赤さ。
    1. [初出の実例]「数茎残菊媚沙場、陶籬酒色雲収映」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦月前残菊〈藤原敦基〉)
    2. [その他の文献]〔呉志‐諸葛恪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酒色」の読み・字形・画数・意味

【酒色】しゆしよく

酒と女。〔史記、高祖紀〕常に大度り。家人の生作業を事とせず。~酒と色とを好み、常に王媼(わうあう)・武に從ひて酒を貰(か)る。

字通「酒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android