世界トップレベル研究拠点プログラム(読み)セカイトップレベルケンキュウキョテンプログラム

大学事典 の解説

世界トップレベル研究拠点プログラム
せかいトップレベルけんきゅうきょてんプログラム

WPIプログラム(日本)。文部科学省による研究支援事業。世界規模の人材獲得競争が激化する中で,世界第一線の研究者が集う優れた環境と高い研究水準を持つ「目に見える拠点(日本)」を日本に形成することを目的とする。研究教育拠点(日本)拠点には「世界最高レベルの研究水準」「複合領域の創出」「国際的な研究環境の実現」「研究組織の改革」が求められる。文部科学省により2007(平成19)年度から実施された。2007年度は22の大学等(国立大学11,私立大学2,大学共同利用機関法人3,独立行政法人6)から応募があり,国立大学4,独立行政法人1が採択された。2010年度には9の大学等(国立大学8,独立行政法人1)から応募があり,採択数は国立大学1校,2011年度には13の大学等(国立大学9,私立大学2,大学共同利用機関法人1,独立行政法人1)から応募があり,3大学が採択された。交付決定額(円)は2007年度34億,2008年度69億,2009年度70億,2010年度72億,2011年度80億,2012年度87億,2013年度96億となっている。
著者: 佐々木研一朗

参考文献: 文部科学省「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」:http://www. mext. go. jp/a_menu/kagaku/toplevel/

参考文献: 日本学術振興会「世界トップレベル研究拠点プログラム」:http://www. jsps. go. jp/j-toplevel/index. html

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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