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世界共産党会議 せかいきょうさんとうかいぎWorld Conference of Communist Parties

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

世界共産党会議
せかいきょうさんとうかいぎ
World Conference of Communist Parties

正式には世界共産党・労働者党代表者会議。コミンフォルムの解散 (1956.4.17.) 後3回にわたりモスクワ開かれた会議。第1回は 1957年 11月 14~16日の社会主義 12ヵ国および 11月 16~19日の 64ヵ国共産党・労働者党代表者会議。 56年のソ連共産党第 20回大会,ポーランド政変,ハンガリー事件後の混乱を収拾する意図でロシア革命 40周年を記念して開かれたもので,この会議では,「主たる危険は修正主義」とする「モスクワ宣言」を採択した。第2回は,60年 11月 10日~12月1日の 81ヵ国共産党・労働者党会議。中ソ対立のため会議が長引き,12月6日になって折衷的な「モスクワ声明」が発表された。第3回は,69年6月5~17日の 75ヵ国共産党・労働者党会議。中国に対抗するソ連の多数派工作が目的であったが,中国派や自主路線派はボイコットし,前年のチェコ事件の影響もあって,5つの党が基本文書の全部または一部に署名を拒否した。

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