出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…兵庫県今田(こんだ)村(現,今田町)に生まれ,幼時より陶工として立杭焼にたずさわり,小学校に3年間在学しただけであったが,その後の独学,苦学の体験が彼の多彩な事業や行動を性格づけた。1914年自著《ポケット顧問 や,此は便利だ》を出版するために平凡社を創設し,31‐35年《大百科事典》,55‐59年《世界大百科事典》の刊行をはじめとして各種の事典の編集,刊行に力を注いだ。日本人が自主的に学習をすすめるための文化的環境をととのえようとする願いがあったからである。…
…また,戦後早くからスターリン主義を批判した(《共産主義的人間》1951)。 戦後の大きな仕事は,1951‐58年平凡社の《世界大百科事典》の編集である。〈第二次世界大戦後の日本の正しい歩みに,この《世界大百科事典》が測り知れぬ基本的役割をもつであろうことを信じていた〉(《著作集》VI)とみずから言う。…
…続いて冨山房も《国民百科大辞典》全15巻(1934‐37)を刊行した。 第2次大戦の敗戦から,文化国家として立ち直ろうとするなかで,その基礎を作る役割を果たしたのは事典出版に力を注ぐ平凡社で,林達夫を編集長とした《世界大百科事典》は,戦後間もなく編集に着手し,1955‐59年に全31巻と索引を刊行した。編集方針の第1に,〈世界的視野に立ち,先進大国のみならず後進諸国の諸文化をも軽視せずに採上げる。…
※「世界大百科事典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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