両児島(読み)ふたごのしま

日本歴史地名大系 「両児島」の解説

両児島
ふたごのしま

古代にみえる島で、男女だんじよ群島比定する説がある。「古事記伊邪那岐命伊邪那美命の段に「両児島」とみえ、イザナギ尊・イザナミ尊が大八島国を生み終わったあとに吉備児島などを生み、さらに両児島を生んだとあるもので、天両屋ともいうと記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android