並てならず(読み)なめてならず

精選版 日本国語大辞典 「並てならず」の意味・読み・例文・類語

なめて【並て】 ならず

  1. なべて(並━)ならず
    1. [初出の実例]「なめてならぬ御事はゆめゆめ思し食し留り給へ」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)

なべて【並て】 ならず

  1. 並一通りでない。なみなみでない。特に、立派である、すぐれているなどと評価していう場合に用いる。
    1. [初出の実例]「姿、用意など、なべてならずみゆ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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