並み立つ(読み)ナミタツ

デジタル大辞泉 「並み立つ」の意味・読み・例文・類語

なみ‐た・つ【並み立つ】

[動タ四]並んで立つ。並び立つ。
「―・てる松のしづ枝をくもでにて霞渡れる天の橋立」〈詞花・雑上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「並み立つ」の意味・読み・例文・類語

なみ‐た・つ【並立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 並んで立つ。ならびたつ。
    1. [初出の実例]「なみたてる松の緑の枝わかずをりつつ千代を誰れとかは見ん〈藤原師輔〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)賀・一三八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android