精選版 日本国語大辞典 「中の思い」の意味・読み・例文・類語 なか【中】 の 思(おも)い 心の中に秘めている、燃えるような恋の思い。「思ひ」の「ひ」に火を掛ける。また、和歌では、石は打てば火を発するところから、その中に火を含むものとして、多く「石」に寄せていう。[初出の実例]「えしも打ち出でぬ中の思ひに燃えぬべき若君達などもあるべし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例