中務卿(読み)ナカツカサキョウ

デジタル大辞泉 「中務卿」の意味・読み・例文・類語

なかつかさ‐きょう〔‐キヤウ〕【中×卿】

中務省長官。正四位上相当。平安時代以後、四品以上の親王が任命された。なかつかさのかみ。

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精選版 日本国語大辞典 「中務卿」の意味・読み・例文・類語

なかつかさ‐きょう‥キャウ【中務卿】

  1. 〘 名詞 〙 令制での中務省の長官。正四位上相当。定員一人。平安時代以降、四品以上の親王が任命された。なかのまつりごとするつかさのかみ。なかつかさのかみ。
    1. [初出の実例]「大納言正三位藤原朝臣魚名為兼中務卿」(出典:続日本紀‐宝亀五年(774)九月庚子)

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