中勝村(読み)なんがちむら

日本歴史地名大系 「中勝村」の解説

中勝村
なんがちむら

[現在地名]龍郷町中勝なかがち

大勝ほうがち村の南西に位置し、中勝川が北東に流れる。古見こみ間切瀬名せな方のうちで、名瀬なぜ方の中勝と区別するためにセナナンガチ(瀬名中勝)とよぶことが多い。


中勝村
なんがちむら

[現在地名]名瀬仲勝なかがち

伊津部いちぶ村の東方に位置する。仲勝とも記す。名瀬間切名瀬方のうちで、「三州御治世要覧」に「中勝村」とある。「大島私考」には名瀬方一二ヵ村のうちとして中勝村とみえ、高八四石余、うち享保内検後の開地は一石余。享保一三年(一七二八)の琉球大島名瀬間切仲勝村検地帳写(ハワイ大学ハミルトン図書館蔵)に名瀬与人の名請地二筆・下々田一畝二七歩が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 いちぶ コミ 大勝

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android