中土底新田(読み)なかどそこしんでん

日本歴史地名大系 「中土底新田」の解説

中土底新田
なかどそこしんでん

正保三年(一六四六)から明暦元年(一六五五)にかけて行われた中谷内なかやち新田開発によって成立した村。開発高は一一四石七斗(平石家文書)。天和三年郷帳に中土底新田とみえ、高は同じ。さらに寛文元年(一六六一)から延宝六年(一六七八)にかけて行われた大潟新田開発によって二〇石三斗余が開発され(笠原家文書)、同所も天和三年郷帳に「中土底新田」とあり同高が記載される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android