中太鼓(読み)ちゅうだいこ

精選版 日本国語大辞典 「中太鼓」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐だいこ【中太鼓】

〘名〙 雅楽で用いる楽太鼓(がくだいこ)一つで、わくにつりさげて鳴らすもの。釣り太鼓
教訓抄(1233)九「太鼓 有三名〈古八名歟〉〈略〉中(チウ)大鼓(たいこ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中太鼓の言及

【太鼓】より

…普通の意味の楽器としてだけでなく,軍事信号用(集合,突撃,退却等々の合図)に用いられてきた歴史をもつ。 以上述べた大小の太鼓と比べ,中太鼓(テナー・ドラム)は名のとおり中間的である。本来スネアなしの太鼓であり,サイズも大ぶりで,音は軽いがやや暗い。…

※「中太鼓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android