中太(読み)なかぶと

精選版 日本国語大辞典 「中太」の意味・読み・例文・類語

なか‐ぶと【中太】

〘名〙 (形動) 中ほどが太くなっていること。また、そのもの。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉伸び行く「仔犬の〈略〉いやに中太(ナカブト)な胴っ腹を、両手ぐいとひっ掴んで」

ちゅう‐ぶとり【中太】

〘名〙 (形動) 中程度にふとっていること。やや肥満していること。また、そのさま。
※春の潮(1908)〈伊藤左千夫一二「背の低い顔の丸い中太(チュウブト)りの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android