日本歴史地名大系 「中寒水村」の解説 中寒水村なかそうずむら 福岡県:甘木市中寒水村[現在地名]甘木市中寒水平塚(ひらづか)村の南、小石原(こいしわら)川と佐田(さだ)川の間に形成された平野部にある。下座(げざ)郡に属し、東は小隈(おぐま)村、西は夜須(やす)郡草水(そうず)村。元和九年(一六二三)に秋月藩領となる。「中早津」(「覚抜書」長田加藤家文書)などとも記した。永和四年(一三七八)と推定される九月一五日の少弐頼澄書下写(町村書上帳/南北朝遺文(九州編)五)にみえる「夜須東郷内寒水村」は当地を含む一帯とされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報