20世紀日本人名事典 「中山直熊」の解説 中山 直熊ナカヤマ ナオクマ 明治期の軍事探偵 生年明治13(1880)年5月 没年明治37(1904)年4月 出身地熊本県 学歴〔年〕済々黌中卒 経歴代々熊本藩士を務めた家に生まれる。税関使を経て、明治26年清国へ渡り、北京振華学堂に学ぶ。間もなく、天津の邦字紙・北支日日新聞記者となる。37年日露戦争が始まると陸軍より密命を受けて沖禎介、横川省三らとチチハル付近の鉄橋爆破を計画するが、準備中に発見され、逃走中に殺された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山直熊」の解説 中山直熊 なかやま-なおくま 1880-1904 明治時代の軍事探偵。明治13年5月生まれ。36年清(しん)(中国)にわたり,邦字新聞「北支那毎日新聞」の記者となる。37年日露戦争がはじまると,横川省三,沖禎介らとチチハル付近の鉄橋を爆破しようとして発見され逃走中,同年4月15日ごろ殺された。25歳。熊本県出身。済々黌(せいせいこう)中学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例