中度(読み)ナカタビ

デジタル大辞泉 「中度」の意味・読み・例文・類語

なか‐たび【中度】

なかごろ。なかばのとき。中途
直様すぐさま煮かけては置いたけれど―お客は断れない」〈一葉たけくらべ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中度」の意味・読み・例文・類語

なか‐たび【中度】

  1. 〘 名詞 〙 なかごろの時。なかばの時分。中途。
    1. [初出の実例]「源重之はじめに入れたるをぞとどめさせ給けるは、かくれて世にひろまらで、中たびのが世にはちれるなるべし」(出典:今鏡(1170)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android